訪問看護ステーション なおが大切にしているのは次のようなことです。
孤独を予防し、笑顔あふれる空間を作ります
●誰しも、「自分を理解してほしい」「話を聞いてほしい」という気持ちを持っています。誰にも理解されていないという心細さ・孤独感は、気分の落ち込みや意欲低下を招きやすくなります。当事業所のスタッフは、利用者様の気持ちやお話をじっくりと聞き、利用者様の心が安らいで笑顔になれる空間を一緒に作るように努めます。
ニーズを大切にします
●訪問看護師の仕事で想像されるのは、バイタルサイン測定や薬の管理など、自己健康管理や日常生活管理の支援です。私たちはそれだけではなく、例えば皆様が将棋をしたいときには将棋を一緒に指し、一緒に散歩に行きたいと言われたら一緒に行くこともあります。利用者様の状態を多角的にアセスメントする技術と、ニーズを汲み取る力を培ったスタッフが、「看護師の仕事」という枠に囚われず「看護の役割」は何か・私たちの介入が利用者様にとってどのような益があるのか考えながら日々ケアにあたっています。
環境を含めてケアします
●療養しながら就労や復学を目指し、これからの人生を自分で拓く若い世代の方や、子育てやお仕事など大きな社会的役割を終え、ご自分のために精神的健康を維持するご高齢の方など、幅広い世代の方に訪問看護ステーションなおをご利用いただいております。利用者様の数だけ「その人なりの悩み」「その人の希望」があります。おかれている環境を直接変えることは不可能ですが、利用者様が環境に適応できるように精一杯支援を考えることを約束します。また、利用者様を支えるご家族や施設職員の方の支援も大切にいたします。
訪問看護ステーションなおは暖かな環境作りに努めています。
管理者の思い
訪問看護ステーションなおは、2023年に立ち上げたばかりで、まだ模索することが沢山ある段階です。私たちはケア提供者でありますが、反対に利用者さんたちに助けられることもあり、そういった人間関係の相互作用こそがメンタルヘルス向上につながると私は感じています。
精神疾患を患ったことのある人のみならず、地域に暮らす皆様が私たちの看護の対象。相手を尊重した看護の提供が私たちの役割です。
地域には心の悩みを抱える人が多く生活しています。それはうつ病、不安障害、統合失調症といった精神疾患のみならず、例えば「病院を無事に退院したけど、以前よりもやる気・元気がなくなって無気力になってしまった」「叶えたい夢や生活の目標があるけど、どのようにしたらいいかわからない」「精神障害がある自分に、やりたいことが出来るだろうか」などの悩みがあり、地域社会に馴染むことや、自分らしく生活することが難しくなってしまった方もいると思います。そのような方々が主体性を取り戻し、現実的な生活を取り戻せるように私たちが支援します。そして利用者様のニーズに合った看護とは「自分がされたら嬉しいな」と思うことを提供することから始まると思います。そのような看護が出来るスタッフと一緒に「訪問看護ステーションなお」を作り上げています。
また、できる限りで良いので、皆様の言葉で多くのことを話していただきたいです。精神科分野に関わらず、ご家族の幸せや苦労の話など様々な内容について、ともに語れたらとおもいます。
診療所や施設、グループホームと連携してますので、皆様の地域への活性の手助けができるよう努めていきます。
電話:050-3649-2869
FAX:050-3457-5063
〒343-0032
埼玉県越谷市大字袋山1129-7 ハイツフタバ103号室
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